どうも。救急ER看護師のナナオです。
今日は満員電車の話の続き…
とにかくもう乗車率500%の中にさらに人が入ってくるものだから、
それはもう地獄を通り越して天国。
私はドア付近で一人劇団四季を演じていたのだが…
神様が手を差し伸べてくれた。
なんと、
超美人さんが電車にダッシュで乗ってきた!
もう癒されるよね。
この状況だけで、癒されるよね。
しかし…
その美人さんはダッシュで電車の中に間一髪入れたものの…
手に持っていたバッグだけが…
電車のドアの外に飛び出してしまう始末。
「扉が閉まりまーす」
案の定、バッグが電車のドアに挟まる。
電車動かない。
美人、必死にバッグを電車の扉の内側に入れようと頑張る。
私は見るに見かねてそれを手伝う。
美人はバッグを引っ張る。
私は電車の扉を開こうと頑張る。
美人と私のWプレー。
それでも…
それでもバッグは扉の中に入ってこない。
見かねた駅員も手伝い、外からバッグを押し込もうとする。
トリプルプレー。
最期の一踏ん張り。
せーの…
三人で最期の力を振り絞ってバッグを扉の内側へ!
ガシャン!!
その反動で美人の頭だけ扉の外にでる。
扉、バッグが中に入ったことで容赦なくハイスピードで閉まる。
美人の頭が扉に挟まる…
挟まるというより…
頭が扉に刺さってた…
わろた。
美人に睨まれた。
なんで?
一緒に助けてあげたやん。
キラーンってしたかっただけやん。
そんな朝の始まり…
それでも私は救急ER看護師として、今日も必死に救命するのだ。
お話は続く☆★