どうも。救急ER看護師のナナオです。
少し遅めの冬休みということで実家の博多に帰省した。
ついでということで、福岡から大分から熊本から長崎へと旅に出た。
久しぶりに大宰府行ったら中国人ばかりだった。
梅が枝餅がうまかった。
大宰府のハッちゃんラーメンもうまかった。
今年看護師国家試験を受ける方々のために合格祈願書いて1万円賽銭箱に入れてきてやったぜ。その動画は後ほどアップするということで…
母と妹と妹の子供3人は相変わらず元気だった。
40歳になり、別府の海地獄に久しぶりに行ったが、20歳の頃の感動とまた違う感動がそこにあった。
ランチは大分名物の関サバ。マジうまさハンパない。
てか…サバってこんな色だったっけ?ってくらい鮮やかで透き通った赤と白とまだら模様。いや、コリコリで本当に美味。贅沢。お店は「海鮮いづつ」。別府へ行った際は是非どうぞ!
お腹が満足したら次は温泉だ!ってことで、竹瓦温泉に久しぶりに行った。
温かくて心地良かった。しかし別府の温泉街と商店街は昔ながらの風情があり、とても良い。てか、砂風呂てよくよく考えたら混浴なんだな。脱衣所とか平気で見えてしまうし、このご時勢に異次元だな。
さらに大分名物・鳥天が食べたくなって、から揚げ屋さんに行ったら、ひょんなことから店主が無料でから揚げと鳥天をプレゼントしてくれた。東京じゃ考えられない親切心だ。すげーぞ、別府!!
そして、宿!!2000円の宿!!すげーぞ。なぜに23畳もある!?広すぎだろ!?私の東京の家は5畳。。。どんな計算だ別府宿っ!!
そして別府を堪能した私は、熊本・黒川に向かって車を走らせる。その間に九重を通る。やまなみハイウェイ最高っ!眺望が良すぎる。
この道をバイクで走れたら、また最高なんだろうな。と景観を贅沢に堪能しながら、日本一のつり橋を眺めて豊後牛ステーキを食べに「レストランべべんこ」へGO!!うん。うまかったよ。豊後牛、お初だったけどうまかったよ。
そして私は黒川へ。
温泉手形を購入。
温泉手形とは、自分が宿泊する宿の温泉以外にも3つの温泉を楽しめる手形なのである。
つまるところこの手形は最高なのである。
だから黒川は良い。
街も狭いし散歩するにはちょうど良い塩梅。
色も統一されており、昔ながらの面影とオシャレな面持ちが漂う温泉街。
泊まった宿も最高だった。その宿で食べたあか牛の肉がまた旨い。私は豊後牛よりも馬刺しよりも、今回の九州の旅の肉部門なら、このあか牛の肉が最高にうまかった。
楽しい時は瞬く間。ということで次の日にもう一度温泉に浸かって、ここからは一気に長崎へ!
というのも今回の九州の旅で一番楽しみだったのが、軍艦島に行くことだったのだ!
私は長崎へと足を運ぶ。
そしてまずチャンポンを食べる。
長崎では有名なのかな?チャンポン発祥のお店・四海楼へGO!
建物が写真でみるより4倍くらい大きくてびびった。想像以上の大きい建物。その5Fに上がり、長崎の港町を見渡しながらチャンポン、皿うどんを供に美味しく頂いた。
とりあえず軍艦島ツアーは次の日の朝からだったこともあり、一旦寝て、夜は世界新三大夜景にノミネートされている稲佐山へGO。
なんと稲佐山の夜景は、モナコ・香港と肩を並べるらしい。そのくらい美しいと言われるが…私の本音を言えば、油山とあまり変わらなかった。稲佐山よりは米の山の夜景のほうが綺麗だと思うし、摩耶山の夜景はさらに上を行く気がする。まぁそれは好みということで。
しかし、長崎市内に来るのはいつぶりだろう。きっと当時の彼女のケツを追っかけて行ったぶりだろうから…20年以上経っとる!!あれから20年後…まさか看護師になってるとは夢にも思っていなかった。まぁ、そんな話はどうでもいい。
夜は長崎名物のトルコライスを食べに「ツル茶ん」というお店に。タクシーの運ちゃんが言うには、この店は有名らしい。確かに芸能人のサインもたくさん置いてあり、昭和の匂いを漂わせる店構え。
うまそう。いや、絶対にうまいはず。そう思っている内に、そんなに腹も減ってないのに、なぜか私は「トルコライス、大盛りで。」と頼んでしまった。それが吉ではなく凶と出るとは。目の前に出されたトルコライスなるものは…もうギャル曽根とか大物大食いタレントがかぶりつくほどの大食い用のメニューだった。
ウップウップ言いながらもなんとかたいらげたが、今思えばとんでもない量だった。とにかくナポリタンの量がハンパない上にすごくしょっぱかった。
もう満足。食えない。寝る。明日の軍艦島の上陸ツアーが始まるまで寝る。そう誓った私はホテルに戻り次の日の朝まで爆睡するのだった。
次の日、とりあえず私は軍艦島が楽しみすぎて、集合の30分前に港へと着いてしまった。
そこで添乗員に言われたひとこと…
「前の台風の影響でね…唯一島に上陸できる桟橋が壊れてしまってね、しばらく島に登ることはできないんです。なので今日のツアーは島のまわりをグルっと一周まわるだけになります。」
だって。
だって。
だって。
…
なんだとぉぉーーぉぉおおお!!!!!
うぅ…ショック。ショックすぎる。
軍艦島をみるために帰省したようなものなのに!!!
仕方ない。
グルっと一周でもいいから軍艦島を遠めに眺めるか。
と、意気消沈していた私だったが、
感動。
島のまわりをグルっと周るだけで感動。
かつてこの島は人口密度が東京の9倍もあり、島に住んでる連中はみんな金持ち。炭鉱わっしょーい!と毎日がお祭り騒ぎだったとさ。
この炭鉱集めには、三菱創業者である岩崎弥太郎が絡んでいる。そして坂本龍馬も。ロマンだ。まさにロマンだ。男のロマンを感じる軍艦島。素敵。
しかしひとつ気になったのは、ツアーでは島に上陸することはできず、グルっと一周まわっただけなのに。。。なぜか釣り人が数人、島に上陸して釣りを楽しんでいた。
軍艦島でのんびり釣りとか…素敵すぎる。てか…この人たちは一体どうやってこの島に上陸したのだろうか…。未だに謎。
なんだかグレイな軍艦島を堪能した私は、福岡へ戻るのであった。
福岡へ戻り、元祖長浜屋へと足を運ぶ。
うん。普通。むしろ少しまずい。しかしそれがちょうどいいのだ。なんて言うのだろうか。普通。それがないと福岡へ帰ってきた気がしないのだ。
久しぶりの博多の街は、変わったところもあれば、古き良き時代そのものがそのまま変わらず残っているところもあった。こうして九州は歴史を刻んできたのだろう。
とにかく私が帰省して、久しぶりの博多の街に感じたことは、「空が広い」ということだった。これに限る。東京は本当に空がせまい。やはり東京より地元・福岡が好きだ。大好きだ。
まぁいずれは故郷に帰るだろうが…
もう少しだけ東京で頑張るか。
お話は続く☆★