どうも。救急ER看護師のナナオです。
どうやら近所にしじみラーメン屋があるらしい。
例の70歳の掃除夫のIさんが、私の体を心配して、私の為だけに、わざわざその店まで足を運んで味身してきてくれたらしい。
なんともありがたい話だ。
「本当はよ!今日牛丼食おうと思ったんだよ。でもあんたの顔見て思い出したんだよ。あんたの体には絶対しじみが良いと思ってね。だから行ってきてやったよ。しじみは少し安物を使ってるが、あれは体にはイイよ!絶対行ってきなよ、あんた。でもね、本当は岩手とかあっちのほうのしじみを使ってたら最高の…」
このあと20分くらい掃除夫のIさんは、しじみラーメンについて語っていたが…
なんともありがたい話だ。
しじみラーメン、近々食い行くか♪
にしても、親切心って本当にありがたいし、温かい。
感謝。
話は変わって、先日の話。
私はなんとまぬけなことに、免許を落とした。
さぁこれは困ったものだ。
その日、探しに探し回ったが、免許は見つからず。
数時間後…
警察から免許が見付かった連絡があった。
拾ってくれたのは年配の女性。
私は速攻で警察に向かった。そこには年配の女性もいた。
私
「本当にありがとうございました!」
年配の女性
「本当にそう思ってる?」
私
「もちろんです!心から感謝してます!」
年配の女性
「最近の若い子はあんまり感謝しないからね。人に感謝する気持ちを忘れないようにね。じゃあ私は帰るから」
と、スタスタ帰ろうとする。
私はこのままじゃいかん!と思い、
受理手続きを急いで終わらせ、女性を探す。
遠くに後ろ姿を見つけ、走って追いかける。
私
「あの、先ほどは本当にありがとうございました!良かったら、何かお礼をさせてください!」
年配の女性
「あぁいいよ。そんなの。それより、あんたさっきすごくホッとしたろ? 嬉しかったろ? 感謝しただろ?そしたらその気持ちを忘れちゃいけない。困った人がいたら、それを思い出して助けてあげなね。そうしてくれればあたしは何にもいらない。じゃあね」
と、言い残してすたこらさっさと行ってしまった。
…
なんともカッコイイ女性なんだ。
感謝の気持ちは忘れず…ですね。
私は今までどれだけの感謝に触れてきて、これからどれだけの感謝に支えられて生きていくのだろうか。
今まで本当に感謝しきれないほど、感謝の恩恵をたくさんもらって生きてきている。
なんともちっぽけな人間、私。
でもそんなこと言っても始まらないから、
今はもらってきた感謝のぶんだけ、人の為に生きていければそれでいいのさ。
お話は続く☆★