どうも。救急ER看護師のナナオです。
ある夏の日…
久々に時間が空いたぜ!ってことで今まで行けなかった…できなかった…いろいろなことを一気にやってやるぜ!…と息巻く私であった。
【1】歯医者に行く。
【2】コンタクトレンズ買いに行く。
【3】日光浴に行く。
タイムリミットは15時…
すべての任務をやり遂げてやるぜ!
【1】
意気揚々と歯医者に電話する。
私
「もしもし、ナナオですけど、定期健診に来てくださいと書かれてある葉書が届いたので今日行こうと思うのですが…」
歯科受付嬢
「あ、ナナオさん、お久しぶりです。ナナオさんは…いつも院長に診てもらってますよね?今、院長が出張で不在なんですよ。どうしましょうか?」
元々、歯医者なんて痛いし恐いしお金かかるから…私も私で気が進まないし、ただの定期健診だし…
私
「あ、じゃあ今度院長が居る時に行きます。」
と断りの電話を入れ、私は歯医者は諦めた。
【2】
とりあえずコンタクトレンズの替えがもうないので、渋谷のいつも店にコンタクトレンズを購入しにバイクでいざ出陣。
私
「すいません。いつも買ってるコンタクトください。」
イケメン店員
「あ、ナナオさん、久しぶりのレンズ購入なので、眼科で診察受けないとコンタクトをだせませんね。そしてごめんなさい。今日に限って眼科が休みなんです。今日は無理です。こればっかりはどうしようもありませんね。うん、帰れ。帰ってくれ。また眼科やってる時に来い。」
と、言われ、渋谷まで足を運んだのに渋々帰ることに。
コンタクトレンズ諦める。
【番外編】
日光が一番照りつける正午12時までまだ少し時間があった。
【1】と【2】を達成できなかったのは仕方ないが、そのぶん時間にユトリができたので、漫画喫茶でゆっくり漫画でも読もう。ユトリ教育だ。ふふふ。…と地元の漫画喫茶に寄ることに。
張り紙
「本日、ビル休館日のため、漫画喫茶は閉店とさせて頂きます。今直ぐ家に帰ってください。そしてまた明日にでも出直してきやがれ。」
と書いてあった。
…
最悪だ…
全てがうまくいかない…
神よ。そんなに私が嫌いですか…
【3】
でも日光浴は…
日光浴だけは…
きっと私を裏切らないはず。
なんぴとたりとも誰にも私の日光浴だけは邪魔はさせん!
てか、晴れてる限り、邪魔できねーだろ!
と、少し早い時間だったが、小説持って、世田谷公園へと出かける。
おぉ。
おぉぉーーぉぉおおお!!
照りつける太陽!!
心地よい風!!
なんという日光浴日和!!
私はパンいちでオイルを肌に塗りたくり、芝生にタオルを敷いて寝転がる。
主婦とその子供が横を通り過ぎてく。
「まーくん、あんまり見ちゃダメよ。」
「うん。わかった、ママ。」
的な空気をひしひしと感じたが、
それさえも心地よい。
うん。
うん。
うん。
日焼けしてるぜ。夏だぜ。
いい感じに焼けてきたので今日はこのへんで。
でもこのままベタベタのままシャツ着て帰るのもシャクに触るぜ。
と思い、パンいちのまま、一般道路を自転車に乗って帰っていった。
まるで、ケダモノを見るかのような一般人の目線。
しかしそれさえも心地よい。
私は照りつける太陽の気持ちよさのせいで、我が裸であることも忘れ、帰り道のコンビニへと裸のまま入り、コーラを買って帰ろうとしたその時、
店長らしき人物から
「お客様、裸は困ります。申し訳ありませんが一旦着替えてまたお越しください。」
と店を追い出される。
ジーザス!
なんだかその日は、
私の取り巻く世界達から嫌われてるような1日だった。
母さん、それでも私は負けずに生きていこうと思います。
お話は続く☆★