どうも。救急ER看護師のナナオです。
今日も浪漫旅の続き。
ところで皆さんは、長時間のフライトで怖い思いをしたことはありますか?私は飛行機が大の苦手でして(汗)このときの旅でもすごく怖い思いをしました。
飛行機に乗る前に、“快適グッズ”や“機内での快適な過ごし方”をもっと調べておけば良かった…と今でも後悔してます(笑)
今回はそういった内容も盛り込みながら、ボチボチ綴っていこうと思います。ではどうぞ。
飛行機の中…
「ΘΓ$£☆ЯΨё◎Ш」
「⊿ξΘёШ∽Я£∬Я」
まわりの外人どもの会話が何ひとつ聞き取れない…
日本飛び出してみて初めて気付いたんだけど…
私、英語まったくわかんないや(汗)てへっ
まぁいい。
気を取り直して、先ず目指す国はスイスだ。
私はひとまず30万円ぽっきりしか持っていなかったので、とにかくお金の安い航空会社を探して、探して、探した結果、タイ航空の飛行機にお世話になることにした。
…のだが、
揺れる。揺れる。揺れるも揺れる。
ひとまず福岡⇒大阪⇒タイ⇒スイス…
という空路でスイスまで行くことに決めたのだが、
現地到達まで時間にして14時間…長っ!
もともとアンチ・ジェットコースターの会:会員No,006の私なのに…
北九州のスペースワールドに行っても、乗り物が怖いからゲームコーナーでひたすら的当てゲームしかやってなかった人間なのに…
14時間の空の旅は、まさに生き地獄だった。
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14時間て…相当な長さ。しかしヨーロッパやニューヨーク、ブラジルあたりに飛ぼうと思ったらこのくらいのフライト時間は重要である。このフライト時間の長さ…悩ましい…そういう人たちのために、今日は飛行機内での快適な過ごし方について語ります。これが皆様にとって役立つ情報になれば、これ幸い。それではどうぞご覧ください。
いざ搭乗する!その際のポイント!
私の経験上、搭乗する際のポイント…それはただひとつ!早く搭乗する!これに限る。理由を述べよう。
・飛行機頭上のキャビネットスペースの確保のため
・シートに座り機内で過ごすための快適グッズを整理するため
・靴からスリッパへの履き替えのため
この3つが重要である。もう少し詳しく説明していこう。ロングフライト=手荷物は必ず増える。それは他のお客様も同様のことが言える。つまり搭乗が遅れれば遅れるほどキャビネットスペースは埋まっていき、自分の座席から離れたスペースに荷物を収納しなければならなくなるのだ。それが何を意味するかと言いますと…着陸後も自分の荷物を取るのに時間が掛かり、飛行機を出るのに遅れをとってしまう。そして、その遅れが響き、税関でも並んでしまい、最後のほうに空港から出て行くハメに(泣)つまりそれだけ旅行時間が少なくなってしまうのだ。これはもったいない。そうならないためにもできるだけ早く搭乗し、できるだけ早く着陸後に空港を出られるようにしよう。
また、ロングフライトでは機内を快適に過ごすために、快適グッズを用意していくはず。(私の場合は本とアイマスクと枕とスリッパを必ず用意する。)その快適グッズの整理を余裕を持って行える。ここでは手元に置くグッズとキャビネットに入れてしまえるグッズに分けて整理してしまおう。
あと、大体の人はロングフライトで足がむくむことが予想されるので靴からスリッパに履き替えると思うのだが(スリッパにするだけで驚くほど足の疲れもなくなるからおすすめ!)、早めに搭乗して隣の人がいない内に靴とスリッパを悠々自適に履き替えてしまおう。
早く搭乗することは、最初に並ぶことさえ我慢してしまえば後はメリットしかない。ここは重要なポイントになってくる。
事前チェックインをうまく活用して席を予約する!
席は基本的に好みがあるだろうが、私の経験上やはり通路側をおすすめする。若い頃は絶対に窓際がいい!窓際から外の景色を観たい!という欲望が渦巻いていたが、歳を重ねるに連れて、窓際の便利さが身に染みて分かった。それでは通路側のメリットを書いていこう。まず、長時間のフライトでは必ずお手洗いに行くだろう。また、荷物の出し入れで席を立つこともしばしば。それを考えると、気遣いの私は圧倒的に通路側が良いのである。圧倒的に通路側のほうが自由が利くのである。しかし、デメリットとして隣の通路側の人がお手洗いに行く際は、どうしても起こされてしまうし足をよけたり縮こめたりしないといけない。まぁこの辺は完全に好みになってくるが…。自分に合った席を確保しよう。
それと可能であれば後ろに誰もいない席がとれたら最高である。これは飛行機だけでなく新幹線でも同じことが言えるが、単純にリクライニングし放題である。また、そういう席のそばには大体トイレが近くにある。一石二鳥である。
利用する航空会社にもよるが、24時間前や48時間前から公式のHPを使ってチェックイン&席予約ができてくるので、できることはサクサクやっちゃおう!
いよいよ機内での過ごし方のポイント!
離陸後はちょっとゆっくりすると、すぐに機内食タイムに入る。そして食事が終わると長い長いフライトタイムの始まり始まり。ここでひとつのポイントはお手洗いに行くタイミング。これは私の手法だが、隣の人が立つタイミングで一緒に自分も立ち、そのままお手洗いを済ませてしまうのだ。そうすることで普段から気遣いの私でも、あまり気疲れせずにお手洗いに行けるのである。また、フライト中は本を読んだり映画を観たりゲームをしたりと人それぞれやり方があると思うが、私がおすすめするのは
・着陸後のスケジュールの見直し
・入国カードの記入
・写真や動画の整理
である。着陸してしまえばもう異国の地。私も海外旅行の度にフライト内で想像はするのだが、いざ異国の地に足を踏み入れると全くの未知の世界に萎縮してしまい頭が真っ白になるのだ。だからこそ余裕を少しでも持てるように、税関や両替の流れ、ホテルまでの交通手段、ホテルについてからの初日の行動スケジュールの見直し…など、機内でシュミレーションしておくことをおすすめする!
また、厄介なのが入国カードの記入である。カードは大体着陸前にCAさんが配ってくれるのだが、私の場合、着陸前だとソワソワしてジタバタするのがオチである。なので先にCAさんに頼んで入国カードをもらおう。そしてサクっと書いてしまおう。後になればなるほど面倒になってくるので、早めに記入してしまうことをおすすめする!
あと、写真や動画の整理!いざ海外の風景を写真や動画に収めるとなったときにデジカメや一眼レフ、そしてスマホの容量が足りてない…なんてことになったらけっこう面倒だったりする。なのでフライト中に不要な写真や動画を整理して削除しておこう!
フライト中の睡眠ポイント!
ロングフライトがある海外旅行では時差ボケは必至!だからこそフライト中はできるだけ良眠をとりたいところだけど…私は神経質でなかなか眠りにつけないほうである。だからこそアイマスクや枕は必需品である。アイマスクがあるだけで隣の人のガサゴソした動きが驚くほど気にならなくなる。読書灯も完全遮断。最近では遮音性のあるモノからマッサージしてくれるモノ、温度調整してくれるモノまである。なので自分に合ったアイマスクを準備しておくことをおすすめする。
また、飛行機内のコンテンツにあるヒーリング的音楽チャンネルが効果絶大。ヒーリング音に癒されることで意外に寝付けるのだ。試しに騙されたと思ってイヤホンをコンテンツに差し込んで聞いてみよう。それだけでまわりの音も完全遮断。これはおすすめである。
着陸前の機内食で最後の準備を整えよう!
いよいよ着陸も目前。大体着陸の1~2時間前に最後の機内食が運ばれてくる。そしてこの後からお手洗いが怒涛に混んでくるのでちょっとした裏技を教えよう(笑)まず食事を済ませたら、CAさんが食事トレーを下げるのを待つのではなく、自らトレーを持ってCAさんが待機しているギャレー(食べ物とか飲み物が保管されているスペース)まで下げに行こう。そしてそのまま混む前にトイレ&歯磨きを済ませてしまおう。注意しておきたいのは着陸の30分前からシートベルト着用サインが点灯してアナウンスが流れて席を立てなくなるのだ。その前に自分の席のまわりの手荷物グッズも全て片付けてしまおう。キャビネットの中も確認して忘れ物がないように!ついでに靴も履き替えてしまおう!全ての身支度が整ったら、後は着陸までゆっくりして心を落ち着かせよう!
まとめ
飛行機デビューした頃は、私も飛行機内の勝手がまったく分からずあたふたしていつの間にか海外到着…なんてこともしばしばだったが、海外旅行の回数を重ねるうちに、ロングフライト中の機内の過ごし方が分かってきた。そして悟ったことは、機内の過ごし方を制する者は海外旅行を制する!ということだ(笑)私流の機内の過ごし方のコツやポイントを伝えてきたが、少しでも海外旅行をする皆様のお役に立てたのなら、これ幸い。また、プラスαで自分のベストな機内の過ごし方を探してみてはいかがでしょう?それでは快適な空の旅を!いってらっしゃい!
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ということで、このような知識があれば私ももっと14時間の空の旅を楽しめたのだろうが…人生初の海外旅行。そうは問屋も卸さない。
話を戻そう。
まさにこの14時間は生き地獄だった。
途中、飛行機が乱気流に呑み込まれたとのアナウンスが入る。
グルングルンなって
モミクチャにされて
身も心もズタボロピエロになり
生と死の狭間を何度も何度も駆け巡った事をすごく覚えている。
なのに周りの外国人達ときたら…
皆、笑顔でスヤスヤすこやかに眠っている。
どっからどう見てもこいつらの神経を疑わざるを得ない。
ワシは武士の心を忘れんぞ!ジャパニーズ・サムライ魂を今こそ見せつけてやる!とか勝手に思い込んじゃってはみたものの…
飛行機という小さなパンドラの箱の中…
逃げたいのに逃げられないこの怖さ…
叫びたいのに叫ぶことのできないこの辛さ…
途中何度もちびりそうになった私だった。
しかしそんな中、驚愕の事実を発見。
自分で自分の目を一瞬疑った。
なんと、
この乱気流の中で…
笑顔100%のまま終始座っているCAの皆々様。
これが職人芸なのか…これこそが匠の業なのか…
などと考える余裕もなく、アンチ・ジェットコースターの会:会員No,006の私はパニックに陥っていた為、そのCAの素敵な笑顔に安らぎや安堵感を見出すことができずに、
「き、貴様ら変人か!変人の類なのか!なぜこの乱気流の中で平静を装って笑顔でいられる!?本当は怖いんだろ!?怖いに決まっている!!怖い、本当は乱気流が恐ろしく怖いの…と言え!!お願いだから、言ってくれ!!!言わぬと斬るぞ!!!」
と、妄想することで今の恐怖を少しでも和らげる事しかできなかった。
乙、14時間ミッドナイト乱気流ララバイ
とにかく14時間が長かった…
早く終われ14時間よ…
早く終われ14…
早く終わ…
早…
…
いつの間にか眠りについていたようだ。
ハッ!
と、目を覚ます。
ん?
ここはどこ?私は誰?
目覚めて寝ぼけながら飛行機の小窓の外を見てみると…
す…
す…
すげえ!!!
なんとそこには…ザ・自然の360度パノラマ・ビューがひらけていた!
テレビでは観たことあったのだけれど…
雑誌では観たことあったのだけれど…
アルプスの少女ハイジでは観たことあったのだけれど…
スイスのアルプスの山脈たちが悠々と立ち並んでいた!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
スイ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ ス!!!!!
スイスって…スイスって…こんなスゲーんだスイスイスー(字余り)
そして胸をワクワクさせる1日目がついに始まったとさ…
To Be Continued・・・