2019年6月からチケット転売の規制が厳しくなり、東京オリンピックのチケットはオークションやメリカリなどのフリマアプリでは、一切転売ができないように対策が取られるようです。東京オリンピックのチケットで一儲けしようという発想はやめたほうがいいのかもしれませんね。
しかし、「チケットをゲットしたのに、急遽行けなくなってしまった」という人もきっとたくさん出てくるはずです。そんな時はどうすればいいのでしょう？
ここからは、オリンピックチケットの購入後に急遽行けなくなった際の対策やチケットを譲る方法などを詳しく説明していきます。
オリンピックチケットのキャンセルについて
まず、オリンピックチケットの過剰な申込は注意しましょう。
理由は以下の通りです。
複数のセッションに当選された場合のチケット代金は、当選分の全額を一括で支払いただきますので、一部のみの支払はできません。
と、公式チケットサイト「購入ガイド」より引用しましたが、上記記載どおり当選したチケットは全て購入する必要があります。キャンセルしたい場合は当選したチケットを全て放棄するという選択となります。
- ◎当選したチケットは全て購入する必要がある
- ◎一部のみ購入するという選択肢が無い
- ◎全て購入するか全てキャンセルするかのどちらかの選択肢になる
また、料金支払い後のキャンセルはできないので、後ほど説明する「リセールサービス」を利用し、チケットを譲る手続きを行いましょう。
ただし、チケット申込期間中のキャンセルについては可能です。
↓東京オリンピック公式サイトより↓
マイチケットを押す
申込履歴より詳細へと進む
申込取消を押す
上記の手順で申込キャンセルが完了となります。再度申込みを行いたい場合は、申込みをやり直すことも可能です。
オリンピックチケットにはリセールサービスがある
オリンピックチケットを申し込みたいけど、1年以上先の予定なんてわからない…高額だし転売もできないし購入しても不安しかない…と思う方も多くいると思います。そんな不安を少しでも解消するべく、その対策としてリセールサービスというものが設けられます。
リセールサービスとは
チケットを購入したものの当日来場ができなくなった方の為に、2020年春以降に定価でリセール(転売)できる『公式リセールサービス』が設けられます。
- サービス開始期間：2020年春頃に開始予定
- リセール価格：原則定価
リセール方法・手順
リセール出品者（チケットを購入しいたが、何らかの理由で観戦できなくなった）
↓
↓出品申込を行う
↓
東京2020 公式チケット販売サイト内『公式リセールサービス』
↑
↑購入申込を行う
↑
購入者（チケットの購入を希望）
リセールサービスは、リセール希望者と購入希望者がいて成立します。
人気競技の場合はリセールサービスを利用すると、すぐに買い手が見つかるかもしれませんが、人気の低い競技や対戦カードではリセールが不成立になる可能性が高くなりますので、チケットを申込む際はこのようなリスクを想定した上で申込む必要があります。
リセールが成立した場合、出品者が成約手数料（手数料未定）を負担することになります。
オリンピックチケットは名義変更ができる
東京オリンピックチケットは、購入の際に観戦（来場）を予定されている方の氏名登録と連絡先の確認が必要となります。
ただし、来場予定者の変更は競技開催当日まで、購入者のマイチケットの購入履歴から変更が可能です。
名義変更については寛容で、行けなくなった場合は知人などに定価で譲ることは簡単にできますので、リセールよりも名義変更の方が個人的にはおすすめです。
名義変更は、当選チケットなどを管理する公式チケットサイト内「マイチケット」にて変更が可能です。
オリンピックチケットは転売禁止
東京オリンピックチケットは転売禁止です。法律改正で逮捕される可能性もあります。
2018年12月に「特定興行入場券の不正転売禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」が成立し、2019年6月14日に施行されます。（違反者には1年以下の懲役か100万円以下の罰金、または両方を科せられます。）
この法改正は、東京オリンピックに向けた取組とも言われており、国をあげての転売防止対策ですので、少しでも法に触れることがあれば最悪のパターンです。もう一度声を大にして言います。逮捕される可能性があります。
法改正も、6月20日の抽選発表4日前に行われるので監視の目はかなり厳しくなる事が予想され、SNSなどでも同様に厳しい監視が行われるかもしれません。
転売…怖いですね。皆さん、本当に注意しましょう。
ではでは、東京オリンピックまで待ち遠しいですが、ルールを守ってオリンピックを楽しみましょう。
お話は続く…
